本 堂 <平成の大修理> 平成22年秋成満

本尊 千手観世音菩薩(秘仏)
宗祖・弘法大師
派祖・興教大師
尾張西国三十三観音・第三十三番満願
尾張三十三所・第二十番
本 堂 (国登録文化財)
本堂内陣
左脇士 毘沙門天
<平成の大修理>
平成22年秋成満
本 尊
千手観世音菩薩
右脇士 不動明王
<平成の大修理>
平成22年秋成満
平成29年1月29日、テレビ愛知の番組「日曜なもんで」で紹介されました。
《 美仏の宝庫・寂光院の観音様! 》
千手観世音菩薩ズームアップ

毘沙門天

当山には明治35年に信貴山より寅年に縁の有る毘沙門天が勧請され、 ご本堂に向って右にお祀りされております。 吉例により、寅年の「初観音様」に限り、お開帳を奉修致します。
信貴山より勧請された毘沙門天(お厨子全体)
信貴山より勧請された毘沙門天
お前立像

継鹿尾山号額

《 江戸時代後期 》平成の大修理(平成22年)で修復
江戸時代後期、尾北小杁村(現江南市小杁町)法鱗山文永寺住職平手蹄道和尚の書。 書き始めてから6年の歳月を経て書き上げたと云います。 額面では「鹿尾」が一字となっており、山の字は中の棒が下まで突き抜けています。 このような書き方の山の字は播州の書写山にある小野道風の書と、寂光院の二ヶ所しか ないとのことです。 これは和尚が三度播州へ下り、道風の書を手本に書き上げたことによるもの。 山額は「平成の大修理(平成22年)」で金箔塗りの修復がなされました。

びんずるそんじゃ

賓頭盧尊者石像(撫で仏さま)
宝歴6年(1756年)
 お釈迦様のお弟子で「体の痛み・心の悩みを 分かち合って癒して下さる」心強い味方です。 びんずる尊者の体をなでた手で、 自分の悪いところをなでてみてください。

大黒さま

大黒天石像(撫で神さま)
天明6年(1786年)
 この大国様は「撫で神さま」です。お参りされる方はいつも そのお姿を直接撫でながらスキンシップができる神様です。 ぜひとも商売繁盛・福徳開運祈願の方は大黒様が右手に持たれる 小槌(こづち)を、安産子育て祈願の方は大国様のお腹をお撫でください。

裏堂(本堂裏)

寂光院は《安産・子育て》祈願のお寺です。

 普段、山上の本堂のご本尊・千手観音様には、どなたも正面からお参りします。 しかし、本堂には《裏堂》があります。古来より安産・子育て祈願の皆様は裏堂からもお参りをする 作法が伝承されてきました。つまり、正面からご本尊千手観音様を、裏堂からは千手観音様の《胎内仏》を お参りするのです。胎内仏ですから、具体的にお姿を拝することはできませんが、千手観音様の背面を拝むことにより、 《母胎安全・無事安産》を祈願するのです。
裏堂(本堂裏)
 実は、明治12年本堂再建の折り、火災、自然災害などで本尊千手観音様が難に会われるのを畏れて、胎内仏を 山麓内仏堂の御宝塔にお移ししました。
 実は、明治12年本堂再建の折り、火災、自然災害などで本尊千手観音様が難に会われるのを畏れて、胎内仏を 山麓内仏堂の御宝塔にお移ししました。
御宝塔 千手観音様《胎内仏》厨子
秘仏観音おいただき(3月5日)
 吉例である3月5日『秘仏観音・おいただき』行事で、両掌にいただく《秘仏の観音様》がこの胎内仏で、 1寸8分(6センチ弱)の千手観音様でいらっしゃいます。

大日如来

安 産・子 育
 現在、裏堂には大日如来様がお祀りされております。大日如来様は、母親の母胎のようにすべての 森羅万象を包み込むように温かくお守り下さる仏さまです。 ぜひご参詣ください。

本堂前のラカンマキ 樹齢:推定400年

古絵葉書の本堂(約100年前)

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